ラミネートフロアとは(定義、図解、特長、歴史など)

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ラミネートフロアを各視点から説明いたします

ラミネートフロアの特長(物理的な特長)


キズが付きにくい
キャスターのキズに強い
物を落としても凹みにくい
耐摩耗性の詳細説明は次ページをご覧ください。


ヒールマークに強い
住宅用
事務所店舗用

事務所店舗用には3段階のクラスがあります。


耐シガレット性
たばこの火で焦げ目が付かない

床表面のゆがみの程度でクラス分けします。


汚れに強い
調味料、油性の汚れ、マニュキア、薬品などの耐汚染性が高い
クロノテックスのお手入れ方法もご覧ください。


日焼けによる退色や変色が無い、または少ない


欧州では温水式床暖房用床材

詳細はクロノテックスのFAQをご覧ください。


ホルムアルデヒド放散量規制は欧州ではE1、日本向けにF☆☆☆☆商品を生産しているメーカーもあります


ワックス不要で
お手入れが簡単

詳細はクロノテックスのお手入れ方法をご覧ください。

ラミネートフロアの特長(施工性)

ラミネートフロアの施工は置床施工が一般的

床下地材と床材を釘や接着剤で固定しない置床施工(フローティングフロア)は、フローリング先進国である欧米では広く普及している施工方法です。
ラミネートフロアは置床施工に適した床材で、置床施工には多くのメリットがあります。

  • 施工時間の大幅短縮
  • 静かな施工(ハンマーを使用しない施工方法も出現)
  • 施工後のフロア材を剥がすことができる
  • 剥がしたフロア材の再利用が可能



ラミネートフロアの定義と図解

ラミネートフロアの図解(一般的な4層構造の例示)

一般的な4層構造のラミネートフロア

(EN13329による)定義上のラミネートフロア

表面層、基材層、裏面層の3層から構成されるエンジニヤードフロア。
各層の素材指定は無い。「ジョイント加工(実、さね)が付いているのが一般的である」のため、ジョイント部は必須では無い。

一般的なラミネートフロア

上記「ラミネートフロアの図解」が一般的で実質上のラミネートフロアの構成図となります。
一般的なラミネートフロアは4層構成:表面層はプリント層とプリント層を覆う保護層で構成され、基材、裏面層の4層から構成されています。
3層構成:保護層が必要ない場合は3層構成となります。
5層構成:減音シート(層)が標準装備されているラミネートフロアは5層構成となります。
施工を簡単にする特殊形状の実:施工を簡単にするため、特殊形状の実(さね)が長さ方向および幅方向に付いていますが、形状はメーカー毎に異なります。このため施工方法もメーカー毎に異なります。