ワックス掛け不要でお手入れが簡単な商品です。油汚れや薬品にも強い商品です。

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ラミネートフロアのお手入れ方法

このコーナーでは水やジュースを溢した時の対応や油性フェルトペンの消し方などを中心に非日常のお手入れ方法を中心に記載いたします。
ラミネートフロアの表面は薄い保護シートで覆われています。この保護シートは完全防水で、傷に強く、火にも強く、汚れにも強いメラミン樹脂が使用されています。従いまして、ラミネートフロアの日常のお手入れは簡単であり、非日常では安心と言えます。
クロノテックス製品、マムート、アマゾン、エクイジット、ダイナミックの耐汚染性(汚染物質の除去)は最高ランクのgrdae5(一部grade4)のため、安心して使用していただけます。

日常のお手入れ方法

日常のお手入れ:掃除機でほこりを吸い取って下さい。フロアの拭き掃除には化学雑巾ではなく、水拭きをお勧めいたします。
ワックス掛けは不要:ワックス掛けはできますが、ワックス掛けが不要なフロアです。一般的にワックス掛けの目的はフローリングの保護と艶出しとなりますが、クロノテックスフロアにはいずれの効果も不要です。
水を溢した時:あわてずに溢した水を雑巾等で拭き取って下さい。
吸いかけの煙草:火の付いた煙草を落としてもクロノテックスフロアは発火しません。煙草による焦げ跡も付きません。フロア表面に付着しタールは水拭きし落として下さい。それでもタールが落ちない時は消毒用アルコール(エタノール)で拭き取って下さい。フロア表面には損傷は残りません。
鉛筆による落書き:消しゴムで落とせます。



非日常のお手入れについて

汚染材料グループ毎の対応とフロアの損傷程度
「ラミネートフロアのクラス」のコーナーでは説明を省略いたしましたが、ラミネートフロアの試験項目には「耐汚染性」があります。
日本向け主力商品のクロノテックスラミネートフロアの耐汚染性は
「グループ1及び2に対してはグレイド5」、
「グループ3に対してはグレード4または5」となります。
非日常のお手入れ方法は、グループ1,2,3の汚染物質や試験方法そして試験結果の評価グレード4,5の説明をし、非日常のお手入れ方法の代用とさせていただきます。


汚染材料グループ1
(グループ1の主な汚染材料)練り歯磨き、尿、アルコール飲料、野菜ジュース、果実飲料、肉類、油、食塩水、石鹸水、クエン酸(10%溶液)
(試験条件)常温で16時間から24時間汚染材料を付着させる。
(除去手順)乾いた布で拭き取る。水拭きまたは水で洗い流す。エタノールで拭き取る。
(評価グレード5)汚染材料は取り除かれ、フロア表面には損傷がない。


汚染材料グループ2
(グループ2の主な汚染材料)コーヒー、紅茶、ミルク、コーラ、ワイン酢、アンモニア(市販用10%濃度)、マニュキア液および除光液、口紅、水彩絵の具、ボールペンインク
(試験条件)コーヒー・紅茶・ミルクは80℃、その他は常温で16時間汚染材料を付着させる。
(除去手順)乾いた布で拭き取る。水拭きまたは水で洗い流す。エタノールで拭き取る。
(評価グレード5)汚染材料は取り除かれ、フロア表面には損傷がない。


汚染材料グループ3
(グループ3の主な汚染材料)水酸化ナトリウム(25%溶液)、過酸化水素(30%溶液)、濃縮30% 酢(お酢は3%から4%の酢酸)、漂白剤、塩酸洗浄剤(3%以下の塩酸)、マーキュローム、ヨードチンキ、靴墨、白髪染め、漂白剤、ラッカーと接着剤
(試験条件)常温で10分汚染材料を付着させる。
(除去手順)乾いた布で拭き取る。水拭きする。エタノールで拭き取る。
(評価グレード4)見る角度によっては艶や色の軽微な変化がある。
(評価グレード5)汚染材料は取り除かれ、フロア表面には損傷がない。



非日常のお手入れ方法では、あわてずに安全な対応をしてください。グレード4以上の評価がありますので、フロア表面の損傷は軽微か損傷なしとなります。フロアよりも身の安全が優先されますので「ぐに対応するのではなく、安全な対応が必要」となります。フロアの損傷が気になるときは張り替えられる商品です。


ラミネートフロアに付着した頑固な汚れには、エタノール拭きが効果的です。エタノールは市販されている消毒用アルコールの主成分です。ラミネートフロアのお手入れのためにも消毒用アルコールの小瓶を常備してください。